他院での包茎治療の出来上がりに不満があり、当院に傷あと修正治療で来院される患者様が多数いらっしゃい
ます。
ここで紹介する写真はこのような患者様にご協力していただきました。
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環状切開法(他院の一般的な術式)施術例
他院で環状切開法をを行って約13年が経過した患者様の写真です。 |
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適用 |
○ 仮性包茎 |
○ カントン包茎 |
○ 真性包茎 |
特徴 |
一般的な形成外科的術式で、保険治療をはじめ現在も数多く行われている方法。
フェザーメス・電気メスを用いてフリーハンドで切開する。 |
長所 |
亀頭直下約1〜1.5cmのところで縫合するため、俗に「内板」と呼ばれる裏筋を温存する
ことができ、術後の感覚がほとんど変わらない。 |
短所 |
内板を温存するために縫合部分のラインがストレートに近くなり、特に内板と外板の色
素(色)の差がハッキリしてしまう。
場合によっては縫合箇所が強調されてしまうこともある。
術後、内板部分がドーナッツ状に腫れてしまう場合が 多く、長くても数ヶ月で元の状態に
戻るものの、むくみが完全にひかないことがある。 |
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クランプ法(他院の一般的な術式)施術例 |
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適用 |
○ 仮性包茎 |
△ カントン包茎 |
△ 真性包茎 |
特徴 |
「環状切開法」と同様に裏筋を温存する考え方で、よりスピーディな施術で
患者様の負担を軽くするという目的で考案された。
「クランプ」と呼ばれる専用の機器を使用し、「環状切開法」に近い仕上がり
(縫合部分がストレート)になる。 |
長所 |
治療時間を大幅に短縮でき、皮をほとんど剥離しないので出血も少ない。
術後の腫れ・出血の心配も少ないため、回復までの期間も短く済む。 |
短所 |
「環状切開法」に比べて縫合箇所の前面部は自然な仕上がりに見えるが、背面部・側面
部が不自然な状態になる場合がある。 |
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